製品 >
コンセプト
作者紹介
連絡先
Yuragi

長い歴史の中ではぐくまれ、多彩な表情をもつ日本の伝統工芸。その中でも青磁器は最も格が高く、抜きん出た存在感があるとされ、古来多くの文化人に愛されてきました。それは東洋を代表する陶磁技術であり、今日まで多くの陶工がその美を追求し、競い合い、時を重ねて表現を洗練させています。その青さは塗料に頼らず、1300度近い高温領域で鉱物が発する光をとらえたもの。色あせることは永遠にありません。

「YURAGI(ゆらぎ)」と題してここに紹介する青磁器の小品類は、日本の古都、京都の一人の陶芸作家により、「清水焼」、そして茶道「楽焼」の伝統技術を受け継ぎつつ、新たに生みだされました。その製作において、作家は全工程を手仕事で行うことにより、大量機械生産品にない高い品質と一品ごとの個性を共存させています。

一点の器として美しく強い存在感をもち、数点並ぶことで不思議な場の静寂をかもす「ゆらぎ」。だいじな来客をもてなす特別な席に、また、洗練された都市の日常生活に、、、